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サンスベリアの特性と育て方

サンスベリアの特性と育て方

サンスベリア(サンセベリア・トラノオ)はリュウゼツラン科の観葉植物です。
葉先は細く、縁は黄色がかり葉の模様が特殊で剣のようにまっすぐと伸びる植物です。
カフェやレストラン、オフィスなど場所を問わずどこでも楽しむことが出来ます。
また、成長してもあまり横に広がることがなく、場所を取らないのも人気のポイントになっています。

写真にあるサンスベリアの正式名称は、サンスベリア・ローレンティと言って多くのイメージはこの品種にあたります。
同じサンスベリアに属する物で、形が大きく異なる物も存在します。

原産地と好む気候

サンスベリアは熱帯アフリカが原産地となっており、多肉植物と同じように葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強く、逆に蒸れに弱いです。
耐陰性も高く、窓から遠い場所においても育てることが出来ます。
丈夫に育つため、枯れにくく初心者の方にもオススメな植物です。

育て方のポイント

置き場所

耐陰性が高いため、場所を問わず育てることが出来ますが、元は暖かい日光が大好きな植物のため、定期的に日に当てましょう。
ベランダなど屋外で置く場合には、夏場の直射日光を浴び続けると葉が焼けてしまう場合があります。
遮光ネットや置き場所を変えてあげるなどの工夫が必要です。

また、室内の場合にはエアコンなどの風が直接当たらない場所に設置しましょう。

温度

高温には強い植物ですが、低温には弱いので、冬場には注意が必要です。
ベランダ等で育てられている方は、外の気温が15℃ぐらいから室内に取り込んで下さい。
気温が10℃前後になると成長が緩慢になります。

水やりと夏冬の過ごし方

サンスベリアは寒さに弱いので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。
主に春~秋の成長期では土の表面が乾燥してから2~3日後にたっぷりと水を与えるようにします。

サンスベリアは気温が10℃前後を切ってくると成長が緩慢になってきます。そのため、水をあまり必要としなくなるので水やりの回数を減らしてあげましょう。
サンスベリアを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。

育成環境や個体によって水やりの回数を増やすなど調整してください。

また、葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。

サンスベリア・ローレンティに似た植物

・サンスベリア・スタッキー

・サンスベリア・ゼラニカ

・サンスベリア・サムライ