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ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる3つの基礎知識

ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる3つの基礎知識

インテリアを彩る可愛い観葉植物をお家で簡単に育てられるハイドロカルチャー。
テレビボードの横やサイドボードなどの気になる隙間やカウンターなど、ワンポイントで置くとお部屋の雰囲気が一変します。
お家に飾った観葉植物を長く元気に育てるために、3つの基礎知識をご紹介します。

1.植物に合う最適な場所に置きましょう

植物は光のエネルギーによって成長に必要な栄養をつけます。
その光が遮られていると、伸び伸びと育つことが出来ずモヤシのように貧弱な状態になってしまいます。
植物によって好む光の量も違うので、育てたい植物の特性を知ることが育てるコツになります。

例えば、ポトスやアンスリウム、フィロデンドロンなどはジャングルのような環境に育っている植物の場合は、弱い光で多湿な環境が好みになります。
お家の中で育てる場合、光の当たる窓際ではなく少し離れた位置のキッチン周りでなどでも置けます。

2.温度と湿度に気を付けましょう

観葉植物のほとんどは、熱帯や亜熱帯などで生える植物になるので、特に気を付けるのは冬の寒さです。
日本には四季があり、夏の暑さは問題がないのですが、冬の寒さは観葉植物にとって過酷な環境です。
春や秋でも、夜間は冷え込む事があるため油断は禁物です。
また、冬場は特に乾燥しやすいため、鉢にお水を上げるだけでなく霧吹きで葉っぱの表や裏に吹いて、空中湿度を高めておきましょう

お水の管理

季節によって水やりを変える

季節によって気温や湿度、日照時間など環境が大きく変わります。
ハイドロカルチャーの場合、ガラス容器は目視、鉢なら水位計を見る事で現在の水量が見られるため、水不足にならないよう注意しましょう。
また、水の上げすぎが原因の根腐れにも十分な注意が必要です。

レカトン(ハイドロボール)は多孔質な石のため、空気や水分を保水する力があります。
水量が底をついていても、レカトン内に残っている水があるのですぐにお水を足す必要はありません。
一度根っこに新鮮な空気がいきわたるよう、水が底をついてから2~3日後に上げるのがベストです。

3.水を上げる際の注意点

上記で説明した根腐れが特に注意が必要です。
また、容器に水が残っている状態で継ぎ足しを繰り返すと、水自体も腐ってきます。
同時に水ぐされのニオイも発生してしまうので、早急に水を捨てましょう。

最後に

日頃からマメにチェックを

植物が弱ってきていたり、水の不具合、虫や病気の発生など、枯れてしまう様々な要因があります。
こまめに植物を見てあげる事で、小さな変化に気づき植物を守ることが出来ます。
元気がない植物を見ると気も落ち込みますし、しっかりとお手入れをしてお家に「元気なみどりの効果」を育んでみましょう。