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フィカス・ウンベラータの特性と育て方

フィカス・ウンベラータの特性と育て方

ハートの形をした大きな葉っぱが特徴的なゴムの木の「フィカス・ウンベラータ」
カフェやレストラン、ホテルなど様々な場所で見かける人気の観葉植物です。
また、育てやすく初めて観葉植物を手入れされる方にも大変オススメです。

原産地と好む気候

フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカ原産の暖かい場所で育つ常緑中高木です。
イチジク属に分類されるフィカスは、世界の温帯から熱帯に800種類以上ある大きな属で、常緑/落葉低木/高木/つる性など、さまざまな形態があります。
日本で見かけるサイズはおおよそ50cmの小さなものから150cmの背丈程度の物が多いのですが、アフリカではもっと大きく10mほど成長しているものもあるそうです。
同じ種類のゴムの木(フィカス・ベンガレンシスやフィカス・アルテシマ)等と比較すると、葉の色も厚さも薄く葉脈が透けて見えます。

育て方のポイント

置き場所

フィカス・ウンベラータは真夏など強い日差しを受けると葉が焼けてしまう場合があるので、明るい日陰など常に日が直接当たらない所で育てるのがいいでしょう。
また、置き場所を移す際には暗い所から急に明るい所へ移すと、植物が環境変化に対応しきれず調子を崩す可能性があるので、徐々に慣らしてあげましょう。
また、広い葉なのでホコリなどが溜まりやすく、虫が付きやすいので、風通しのよい場所がオススメです。

温度

熱帯アフリカで育つ植物のため、暖かい気候を好みます。
暑さに強く、寒さに弱いため、秋~冬にかけては暖かい室内で育ててあげるのがいいでしょう。
しっかりと温度管理をしてあげると、綺麗で可愛らしい葉っぱを一年中楽しむことが出来ます。
暖房の風が直接当たると葉が傷んでしまうため、配置は気をつけましょう。

水やりと夏冬の過ごし方

春中頃から秋にかけて成長する時期となっており、水が無くなったタイミングで入れてあげましょう。
真夏の暑い時期や、乾燥しやすい冬においては葉に霧吹きなどで葉水をしておくと、葉の痛みを軽減する事が出来ます。
また、葉水には虫予防にもなるため、葉の裏側にもしっかりと葉水する事をオススメします。
冬場では、寒さにより葉を落として休眠状態に入る事もあります。
休眠状態に入ったら水の頻度を落とし、休眠状態が明けるまで待ちましょう。

フィカス・ウンベラータに似た植物

・フィカス・ベンガレンシス

・フィカス・バーガンディ
ハイドロカルチャーのフィカスバーガンディの葉っぱの画像

・インドゴムノキ