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オリヅルランの特性と育て方

オリヅルランの特性と育て方

オリヅルラン(折鶴蘭)とは、葉は細長く根元から生え大株になると4、50cm程になる伸びるキジカクシ科・オリヅルラン属の植物です。
名前の由来は、折り鶴がぶら下がっているように見えたからという単純明快な理由で付けられています。
また、英名の場合はSpider plant(スパイダープラント)と名付けられているそうで、葉の生え方が蜘蛛そのもののようだからだそうです。
ある程度成長すると細長い花茎を高くのばし、白い花がその複数箇所でまばらに咲くようになります。
そして、オリヅルランには空気中のホルムアルデヒドを葉に吸着する能力が高く、室内の空気清浄効果があることが分かっています。

原産地と好む気候

オリヅルランは熱帯アフリカから南アフリカ、インドなどに自生する植物です。
熱帯地方は年間通して気温が高く雨が多いのが特徴です。
気温もおおよそ15~18℃程度までしか冷え込まず、あまり温度差が無く常に暖かい気候をし続けています。

育て方のポイント

置き場所

オリヅルランは明るい日陰を好むので、直射日光が当たらない半日陰やカーテン越しなどに置いておきましょう。
また、風通しの良い場所に置いておくと、葉に虫が付きにくく病気になりにくくなりますのでオススメです。
オリヅルランは春~秋にかけてランナー(匍匐茎)の節から白い花を咲かせます。
成長の度合いを見て剪定をしてあげる必要があります。

温度

オリヅルランは熱帯地方の産地ですが、耐寒性があり日本でも越冬をしやすい植物です。
とはいえ、寒さに耐えうる気温にも限度がありますので、氷点下近い気温の場合には室内へ逃がしてあげるなど対処が必要になります。
また真夏の猛暑日などには葉の状態を見ながら管理を心がけてください。
日光によって葉がやけてしまっていないから、蒸れで葉に病気若しくは虫がとりついてないかなど注意が必要です。

水やり

土が乾いたらたっぷりあげましょう。
オリヅルランは根が太くなっており水分を貯めこめる機能を持っています。
水の上げ忘れや乾燥などには特に強く、耐暑性もあるため夏場は枯らしにくくなります。
冬場においては、気温が10度以下になると活性が落ち着くので、水やりの量はいつもより減らして断水気味にしてあげましょう。

オリヅルランに似た植物

・サンスベリア

 

・ヤブラン

・アレカヤシ