銘木一枚板のダイニングテーブルのご紹介
ウォールナットやモンキーポッドなど、今人気の高い銘木の一枚板を取り揃えています。
現在ウッドショックにより入手しづらい状態にあり、希少価値が高まっています。
個性的な形や模様をしている一枚板と、一期一会の出会いを大切にしてみませんか？
自然が作り出した芸術の世界を、ご家庭のテーブルとしてお使いいただくことによって、暮らしに温もりと安らぎが加わります。
一枚板とは
原木を縦にスライスすることで一枚一枚の材料(天板)になったものが一枚板です。
一つひとつに個性があり、同じものがふたつとないそのご家庭だけのオリジナルテーブル。
それが銘木一枚板テーブルです。
何十年、何百年と自然の中で育ってきた木。年輪の数がそのまま木の年齢となります。
自然がデザインしたただひとつのものが一枚板です。
通常、原木の太さがそのまま天板の奥行になるため、天板の奥行きが広いものほど価値が上がり稀少材となります。
2枚ハギ、3枚ハギ、ブックマッチなど
では、長さはあるけど幅が無い原木の場合はどうでしょうか？
そのまま一枚板にするとしても、ダイニングテーブルとしては幅が少なく使用しにくくなります。
そこで、一枚板同士をくっ付けてしまう手法を取ります。
気を繋ぐことで、長さと幅を取り、一枚のテーブルへ作ります。
二枚を接ぐ(はぐ)ことで、2枚ハギ。3枚接げば3枚ハギといった形で呼び名が異なります。
また、ブックマッチというのは、本を畳むように1枚の板を半々にくっ付けるのがブックマッチといいます。
中心から外側に向かい同じように模様が広がるので分かりやすいです。
一枚板と比較するとどうなのか？
元々別々の気をくっ付けているのですから、一枚板と比較する場合耐久度は落ちるというのが正直なところです。
しかし、一枚板にはないデザインを作ることが出来るというメリットがあります。
ウォールナットのように赤黒い木と、モンキーポッドのように淵が白い木を組み合わせてみたり、
独創的な、かつオリジナルなテーブルを作ることが出来ます。
ひとえに一期一会の出会いばかりの一枚板ですので、どんな板でも使っていると愛着が湧いてきます。
大事に、大事に、長く使っていただくのが、家具屋としても一枚板としても幸せです。
モンキーポッド
モンキーポッドは左右対称に大きく枝が広がるマメ科の植物。
日立グループのテレビCMで有名になった「この木なんの木気になる木」がモンキーポッドです。
スライスした断面のコントラストが特徴的で、日本で最も人気の高い品種でもあります。
育てる地域によって色調の異なる縞目模様が出たり、個性的な自然のデザインが創り上げられます。
辺材は白く、心材は黒味がありコントラストも楽しめます。
ウォールナット
チーク、マホガニーと共に世界三大銘木のひとつに数えられるのがウォールナット材です。
切った直後の木肌は明るい色をしていますが、空気に触れることによって鮮やかな暗褐色へ変色していきます。
製材されたウォールナットは、日光を浴びる事で徐々に黒みが抜けて赤褐色を経由して黄味がかった明るい茶褐色へ変化します。
木肌も使い込む事によって、なめらかな手触りになるため経年変化が楽しめます。
ウォールナットはまっすぐに育つ木のため、木目は綺麗に整っているのが特徴的です。
シックで落ち着いた雰囲気にとてもピッタリな木材です。
ケヤキ
欅(ケヤキ)はサクラやカエデなどと同じく日本を代表する広葉樹の一つです。
材質は硬く摩擦に強く、腐りにくいことから古くからお寺やお城の建材としても使われており、利用価値が高い木材です。
色調は明るい黄褐色をしており、年輪は狂いが少なく整っているのが特徴的です。
また、特殊な模様をした杢目を出す事があり、上品な見た目から価値がとても高くなります。
ボセ(アフリカンチェリー)
乾季と雨季を繰り返す厳しい気候の中で生育するアフリカ原産の木材、ボセ(アフリカンチェリー)
アメリカンブラックチェリーに似た赤みを帯びた色調をしているため、アフリカンチェリーとも呼ばれます。
過酷な環境で育ってきた木は、材として力強さを併せ持つ優秀な木材です。
保存性や耐久性に優れており、虫が取りつきにくい性質を持ちます。
加工性がよく、節のない幅広な良材がとれるため、一枚板としてテーブルの天板やカウンター、テレビボードなどに使用するのにも適しています。
辺材と心材ではっきりと分かれており、耳(一番外側の部分)には荒々しさがあり、力強さを感じ取れます。
パープルハート
名前の通り、紫色をした個性的な木材のパープルハートです。
「天然の紫色をした木材」は非常にインパクトが強く、ユニークな樹種で日本にはあまりお目にかかれない木材です。
木質はウォールナットやケヤキと同じく重硬で、優秀な材木にするための加工に年数がかかります。
加工することにより光沢があり、仕上げることで艶が出るのが特徴です。
製材された直後、空気が触れる事で色鮮やかな紫色を出します。
日光を浴び経年変化により徐々に黒みがかり、落ち着いた暗褐色に変化することから長く愛用することで楽しみが続きます。
また、この鮮やかな色調はインテリアのアクセントとなり、テーブルに加工することで高級感を漂わせます。
