フィカス・ベンガレンシスの特性と育て方
観葉植物の中で人気のあるゴムの木の中でも、フィカス・ベンガレンシスは特に人気のある植物です。
ゴムの木ならではの曲がりくねった幹に適度な大きさの葉っぱが特徴的で、インテリアグリーンにピッタリなデザイン性を持っています。
また、ゴムの木は名前の通り「ゴムの原材料」となる樹液を出します。
アレルギー体質の方は特に触れる際には注意が必要です。場合によっては皮膚炎や蕁麻疹など発症してしまうので気を付けてください。
原産地と好む気候
インドやスリランカなどの東南アジアに自生する植物です。
熱帯の出身ということもあり、暖かい気候と日光を特に好みます。
また、曲がりくねったその姿はよその木に巻き付き、絞め殺してしまうそうです。
育て方のポイント
置き場所
前述から日光を好むと書きましたが、猛暑の直射日光では葉が焼けてしまう場合があります。
カーテン越しなど半日向など明るい場所で育ててあげましょう。
耐陰性もあり、日が届きにくい場所でも育てることが出来ますが、成長が鈍くなってしまうことから出来る限り明るい場所で置くことをオススメします。
温度
低温(冬時期)の15度以下に弱く、外で管理する場合には注意が必要です。
寒さを感じると休眠状態になる場合があります。
そうなると水やりの管理もまた変わってきますので、早めに室内の暖かい所へ移動するなどして管理しましょう。
水やり
主に15度以上の気候であれば、土が乾いたタイミングでたっぷりと水を上げます。
冬時期に差し掛かると、水の量をだんだんと減らしていき、水のあげすぎに注意します。
寒さで活性が落ちている状態で、普段通りの水あげをしていると、根腐れしてしまう可能性があるので注意してください。
フィカス・ベンガレンシスに似た植物
・フィカス・ウンベラータ
・フィカス・バーガンディ