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フィカス・アムステルダムの特性と育て方

フィカス・アムステルダムの特性と育て方

フィカス・アムステルダムの科目はクワ科フィカス属に分類されるゴムの木の仲間です。
フィカス属に分類されているもので、フィカスバーガンディやフィカスベンガレンシス、フィカス・ウンベラータなども同じ仲間です。
フィカス・アムステルダムはショウナンゴムノキの改良種で、他のゴムの木より細長く淡い緑の葉が垂れ下がるナチュラルなスタイルの植物です。

原産地と好む気候

主に東南アジアに自生する植物です。東南アジアは主に熱帯に分類され、熱帯での気候はスコールという急な土砂降りが降るような一年通して雨が降りやすく湿っぽい地域です。
気温の平均は25℃あたりととても暖かい気候をしています。
また、地域によっては偏西風の影響によって乾季が訪れたりもします。

育て方のポイント

置き場所

アムステルダムは耐陰性はあるのですが、やはり明るい場所の方が元気に育ちます。
できるだけ窓際など光が入る場所に置いてあげてください。
移動した直後は環境の変化で葉落ちすることがありますが、環境に適応すると落ちづらくなります。
他の植物と比較するととても丈夫に育つため、初心者にも育てやすく失敗しにくい植物です。
他のゴムの木よりナチュラルなテイストにも合わせやすく、置き場に困らないインテリアグリーンとしても重宝します。

温度

熱帯に自生する植物ということもあり、夏場の暑さには強いです。
ただ、斑模様のある葉のタイプですと夏場に葉焼けを起こしてしまう場合があるので、夏場の直射日光は状況を見て避けるようにする必要があります。
冬場は室内管理をすると安定して育てられます。
一応耐寒性も持ち合わせており、冬場でも東京の軒下などで越冬した報告も挙げられています。
しかしながら、あまり過信しすぎないよう木の状態を見ながら暖かい場所へ移動してあげるとよいでしょう。

水やり

暖かくなる5~10月頃は、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えてください。
成長が緩やかになる肌寒い時期になってきたら、土の様子を見ながらあげましょう。
冬場の寒さで活性が落ち、水分をあまり吸収しなくなっている状態で水やりを続けると根腐れする場合があります。

フィカス・アムステルダムに似た植物

・フィカス・ウンベラータ

・フィカス・バーガンディ

・フィカス・ベンガレンシス