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カシワバゴム(フィカス・リラータ)の特性と育て方

カシワバゴム(フィカス・リラータ)の特性と育て方

カシワバゴムノキ(フィカス・リラータ)の分類はクワ科フィカス属の常緑高木のひとつです。
同じ分類だと「フィカス・バーガンディ」や「フィカス・ベンガレンシス」などの植物が当てはまります。
また、フィカスバーガンディは「インドゴムの木」と名を持っていますが、フィカス・リラータは葉の形が柏に似ていることからカシワバゴムの木と呼ばれています。
原産地では10メートルにも成長する植物ですが、日本で販売されているのは約1メートル程度のサイズで販売されていることが多いです。
寒さに強く、日の当たりにくい場所でも育つことからとても育てやすい木なので、初心者の方にもオススメな観葉植物です。

原産地と好む気候

カシワバゴムノキは熱帯アフリカに自生する植物です。
熱帯気候で年間平均気温は30℃を超えるところが多く高温多湿です。
標高が高い地域では比較的涼しく、湿度もそれほど高くありませんが、雨季には多くの地域で湿度が高くなります。

育て方のポイント

置き場所

日光が大好きなので、真夏以外は窓のそばなど、光のよく当たる場所に置いてあげましょう。
強い日差しは葉が焼ける事があるため、日差しの強い季節は薄手のカーテンやシェードで遮光してあげるようにします。
耐陰性があり、比較的暗い場所でも育てる事ができますが、日照不足になると下葉が落ちることがあります。

温度

生育に適した気温は、18~30℃くらいの暖かい気候です。春と秋に最もよく生長します。
夏場の35℃を超える猛暑日などはやや生長が鈍くなります。
また、気温10℃あれば問題なく越冬が出来ます。
冬場は最低でも5℃を下回ることがない場所に置くようにしましょう。

水やり

春~秋頃の気候であれば、土が乾いたタイミングでたっぷりと水を上げます。
冬時期に差し掛かると、水の量をだんだんと減らしていき、水のあげすぎに注意します。
寒さで活性が落ちている状態で、普段通りの水あげをしていると、根腐れしてしまう可能性があるので注意してください。
葉が乾燥しないよう、霧吹きで水を吹きかけて湿度を保つようにしましょう。エアコンを使う季節は特に空気が乾燥します。葉の表だけでなく裏にもしっかりと葉水をすることで、葉の色ツヤを保ちつつ害虫を予防してくれる効果があります。

カシワバゴムノキに似た植物

・フィカス・ウンベラータ

 

 

 

 

・フィカス・ベンガレンシス

 

 

 

 

 

・フィカス・バーガンディ